陣見山(埼玉県)に見る台風19号の爪痕

日記
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こんにちは、ペッパーです。

先日の台風19号、すごかったですね。

各地の河川で氾濫や堤防決壊による水害、また、山の方では土砂崩れや路面の崩落・陥没などなどありとあらゆる箇所で多数の被害が出ていることと思われます。

被災された地域においては、一日でも早い復興をお祈り申し上げます。

私の住む埼玉北部は利根川・荒川のわりと上流側であることもあり、水害については大きな被害もなかったのですが、秩父や群馬方面の山間地帯に関しては落石や土砂災害が至る所で発生しており、特に山の中を走る林道は通行止め状態の道が非常に多くなっています。

常日頃なにかにつけて走っている陣見山周辺エリアも台風の影響が少なからずありそうでしたので、路面状態復旧に貢献できればと思い、台風の翌々日に足を運んでみました。

台風19号がもたらした山間部へのダメージは私の想像以上でしたので、ここに陣見山周辺の現状を報告しておきたいと思います。

極めてローカルな話題ですが、ご近所の自転車乗り・バイク乗りの方々のお役に立てたら幸いです。

陣見山とは埼玉北部の本庄市児玉町と寄居・長瀞エリアにまたがる山で、陣見山を始め、幾つかの峠を繋ぐような形で“林道陣見山線”という林道が通っています。

この林道は、全区間舗装化されている・車の往来がほとんどない・適度なアップダウン・関東平野と秩父盆地の景色を交互に楽しめるなど、サイクリングにうってつけの素晴らしいコースです。

また、前半部分の陣見山山頂までは、約7㎞/平均勾配5%程度の峠道となっているため、陣見山を複数回上るのもいいトレーニングになります。

そして、舗装ルートから少し外れると、このブログでもたびたび登場する未舗装林道やトレイルに繋がっていたりします。

上記のルートラボの経路に沿う形で陣見山を登り始めましたが、やはり道は相当荒れています。

路面には石・岩・枝などが散乱しており、ロードバイクではまっすぐ走れない状態でした。

目立つような大きな石や枝は路肩へ寄せながら進んでいきましたが、折れた木が道路側に垂れてきている場所もありましたが、上り始めて最初の3㎞程度の陣見山前半部分は、舗装へのダメージや崩落・大規模な土砂崩れなどはありませんでした。

しかし、陣見山ヒルクライム中盤の500m程度の下りに入ったところで通行止め。

林道起点から3.5㎞程で通行止めになっています。

この通行止め地点は林道陣見山線に林道南谷線が合流する地点でもあります。

南谷線は距離は短いものの、急勾配&キツめのガレ道で林道とは名ばかりのほぼ登山道の様な未舗装林道です。私が山道ライドの楽しさに目覚めた場所であり、特にお気に入りのグラベルコースでもありますが、崩落とかいう不穏な二文字が書いてあります……

合流地点から先、一瞬だけ真新しい舗装路が存在しますが、カーブの先から未舗装区間が始まります。

舗装路側から
未舗装路側から

私が愛してやまないこの南谷線は台風19号によって……

なくなってしまいました

なくなってしまいました!!

ショック過ぎてこの先が見えるアングルで撮り忘れてしまったのですが、完全に分断されていました。というか、どこまで道が無事なのかわかりませんでした。

林道南谷線は完全に崩落して道がなくなっている状況です。もともと物好きなオフロードバイク乗りやハイカーしか利用することのない道でしたので、復旧することなくこのまま廃止されてしまいそうな気がします。非常に残念。ショックです……

陣見山線のこの先の区間も同じように崩落しているのか……落石・倒木等で済んでいると思いたいところです。

とにかく、林道起点から進めるのはここまでの様なので、一旦引き返して別のルートから陣見山線にアプローチしてみたいと思います。

次は陣見山を越えた先、間瀬峠へと続く道中に児玉方面から合流する”あじさいの小路”と呼ばれている道から陣見山線に向かっていきます。

あじさいの小路はその名の通り、見ごろの時期になるとあじさいが両脇を彩る非常にキレイな峠道です。しかし、そのキレイな風景とは裏腹に、約3㎞にわたって10%の勾配が続くパンチの効いた小路です(笑)

そんなあじさいの小路は上りが始まる前に早くも通行止めになっています。

なんか……わきが甘いなぁ(笑)

あくまでも現状確認のためということで少しだけこの先に失礼してみました。

大きめの障害物がゴロゴロしているものの、これくらいなら先程の陣見山線の通行可能区間とそう変わらないかなぁ……意外とこっちはいけるかも?

なんて思っていたらこちらはこちらで大変な事になっていました。

沢沿いに進む道が所々崩れ落ちていたり、アスファルトの下の土が滑ったのか、舗装がガタガタになって水が湧いてきています。

これはヤバい……足元の路面もなんかスカスカな感じの音がする……今この瞬間にさらに崩れてもおかしくない状況です。

急いで引き返しました。

中途半端ではありますが、林道陣見山線周辺の台風通過後の状態はこのような感じでした。

陣見山には長瀞方面から繋がる道もありますが、そちらも恐らく似たような状況でしょう。秩父エリアの雨量は相当なものだったようですので、より酷い状況かも知れません。

そして、近場の林道の状況から推測するに、この秋ツーリングを計画していた“中津川林道”・”栗原川林道”の状況は壊滅的なものと思われます。

南谷線に見られるように、未舗装林道は最悪の場合道ごとゴッソリなくなってしまいます。

中津川林道・栗原川林道は名所・観光スポットとしての側面もあるため、崩落個所はいずれ修繕されていくと思われますが、復旧・修繕は市民の生活に関わる道路が優先でしょうから今年中の開通は諦めた方がいいかもしれません。

市道大滝幹線17号線(旧中津川林道)の通行止/秩父市
秩父市役所公式ホームページです。市政の情報、日々のトピック、イベント、観光、ビジネス情報などを提供しています。
皇海山(日本百名山)
沼田市公式ホームページ

上記の林道の通行状況は各自治体HPで確認できます。当然今はどちらも通行止め・再開未定となっています。

というか、栗原川林道の方は年内厳しいって既に書いてあります。

中津川林道は今年の6月に3年ぶりに全線開通したらしいのですが、これでまたしばらく通れなくなってしまいました。今年一度でも行けたのは不幸中の幸いか…

これからの紅葉時期は林道ツーリングの最も楽しくなるシーズンでもあったのですが、今年は通行可能な林道を開拓するところから始まりそうです。

台風被害の対応はもちろん人々の生活に関わる箇所の復旧・修繕が最優先ですが、そのうえで、これら林道の復旧も一日でも早く行われることを心から願っています。

陣見山周辺の復旧状況は今後も追っていきたいと思います。

コメント

  1. かさ より:

    私も陣見山に行くので大変参考になりました。
    とても大好きなコースだったので残念です。
    頂上まで早く修復してくれるのを楽しみに待ちます。
    大変貴重な報告、本当にありがとう御座います。

    • ペッパー より:

      かさ様
      御訪問いただきありがとうございます。
      陣見山周辺はとても走りやすい良いコースだけに残念ですよね。

      あれから2週間経ったので、近々経過観察に行ってきたいと思います。

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